【レース】函館マラソン2016。レースレポートその1【マラソン】
函館マラソンを走り終えて、早一夜。
足早に帰路につき、本日は通常出勤也。いとかなし。
両乳首、両脇、腰、股間・・・様々な場所に擦り傷があるのは恐らくムチムチに肥えた証だろう。
ふくらはぎに強烈な筋肉痛が残るのは本気で走った証か・・・その割には意外と普通に歩行可能なことに少し不満が残る。
自分のために走ったフルマラソンは約1.5年ぶりになるだろうか。記録はけして満足のいくものではないが、「ガチンコで走った!!」「挑戦した!!」というこの事実、この結果が嬉しい。そして何より・・・
帰ってきた!!(勝負の世界に)
というこの感覚が心地よい。やはり記録に挑むこの世界は・・・いい。
次走となる大阪マラソンでは、しっかりと準備をして満足のいく走りをしたいと思う。
では・・・本編でふ( ・(ェ)・)
函館マラソンとは
では簡単に函館マラソンの概要を
実は今年が第1回の本大会。昨年まではハーフの大会だったのですが、今年はフルもハーフも同時開催、そして同時スタートなんです!
今回のみそと相棒のように、「別種目だけどスタートブロックが一緒」といった面白い現象が起こるのも本大会の特徴?の一つではないでしょうか(笑)
コースはというと・・・意外とエグい(゚_゚i)
ハーフはフルのコースの一部を使用しており、途中でお別れ、途中で合流といったことが度々発生するのですが、ハーフとお別れした後のフルのコースが・・・
大体エグい
走ってる途中に何度も「ここで折り返したい・・・(´c_,`lll)」と思ったことか。。
そんなドMコースに今回は暴風雨というピリ辛なスパイスも加わって、久しぶりのレースにもかかわらず完全エクスタシーを迎えることとなってしまいました。。
ではレポートをば!
レース序盤。気分は終盤。
時刻は午前8:50頃
手荷物預けを済ませ、カラダもほぐし終わりスタートの号砲をまつ・・・みそ等( ・(ェ)・)
そうなんです。相棒も同じAブロックなんですね(´▽`)
おかげさまで、お互いに緊張をほぐしながらいい感じのテンションで・・・
パンッ
スタート致しました(笑)
相棒「いってらっしゃーい(´▽`)」
お別れの挨拶をもらい、さて・・・久々のレースだ。いくぜー!
スタートしました。
今回のみその目標は・・・サブ3.5!!!
と言いたいところですが、基本的にはサブスリーペース(4:15/km)で押せるところまで押すつもりでいます。
恐らく最後までは脚が持たないでしょうが、チャレンジする、ある程度無理をして挑戦するということが、今後に繋がることを知っているから・・・だからこそ、押します!
久しぶりのハイペース、既に息が上がっておりとんでもなく不安ですが、「まだ温まってないだけ・・・」と自分に言い聞かせてペースは落とさずこのままいきます。
5km通過
街中を過ぎて漁火通りと呼ばれる海岸通を抜けていきます。
「きっと強風なんだろうな・・・いやだ」
と思いながら不安たらたらに突入したら・・・まさかの追い風!!ヾ(*´∀`*)ノ
神よ・・・(´c_,`)
神に感謝しつつ漁火通を難なく突破、ハーフ部隊と別れて空港方面へ向かいます。
10km通過
ハーフ部隊と別れてからはキツい登りが度々やってきます。
「こんなん飛騨高山の比じゃねぇわっ!!」
と思・・・うことは出来ませんでした。うん、普通にきっつい(´c_,`lll)
そして、急な天候の変化。降りしきる激しい雨、ランナーを襲う突風に
神よ・・・(#・∀・)
神に怒りを感じつつも、ステルス戦法でなんとかサブスリーペースに喰らいつきます。
しかしながら、こんなスピードで10kmを超えて走るのも1年半ぶりであり、当然ながら耐えることが出来ず
「うぅ・・・ハーフまでいったら絶対ペース落とす。もう無理・・・(;´Д`)ヴェエエ」
心が既に折れかけてしまいました。だってまだ半分すら行ってないのに脚パンパンなんだもの(・_・)
やはり練習不足というものは、単にカラダだけの問題ではなく、キツイ時に耐える心にも影響を及ぼすんですね。そりゃそうだ、どこをどう探しても走りきれる自身なぞあるわけもない。。
そんなこんなになりながらも、なんとかハーフとの合流地点まではペースを落とさず戻ってまいりました。
15km通過
「がんばんなさい~!!」
函館弁の声援にニヤッとしながらも、心臓も脚もピークになりつつある状態で応えることができない自分が情けない・・・(TдT)
そうだ・・・今の俺に出来ることは・・・出し切ることだ!!
激しい海風がランナーだけではなく応援の方々も容赦なく襲っているのが分かる。
こんな中、応援してくれてありがとう!エイドを出してくれてありがとう!!
皆頑張ってくれてるのに、出しきってない状態でペースを落とすわけにはいかないな。
俺は・・・行くよ。
時折舞い散る紙コップや三角コーン。
もはや雨なんだか涙なんだか鼻水なんだかワケがわからない中、それでも走るのだけはやめるわけにはいかない。
心臓も痛いし脚も痛い、きっと俺はこれ以上ペースを維持することができないだろう・・・けど
けど
俺はこの苦しさを知っている。
これ以上走ることはできない?はは、そんなのスタートから5kmの時点でずっと思ってたよ(´▽`)
けどまだ走ってるじゃない。
走れないというのは今のヘタレた自分が勝手に作った限界だ。
確かに練習不足は否めない。恐らくここまでこのペースで来れたのもよく頑張ったほうだろう。けどね、先々のレースでタイムを出していくならば、限界というものは常に越えていかなければならないものなんだよ。俺は知ってるよ。 だったら・・・
今超えろ
ハーフ通過
通過タイム 1:27:52
続く