みそブログ

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多摩川でマラソンを頑張ってるサブスリーランナーのブログ。

【ランニング】恐れないこと。諦めないこと。それが速くなるために必要なこと。【5kmT.T.】

自分が知っている世界から飛び出して、未知へ飛び込むこと。

 

まぁ怖いよね。

 

自分の力は自分が一番よく知っているから。。だからそこからはみ出すにはとても勇気がいる。

 

ランニングにも同じことがいえる。

 

「このぐらいのスピードが5kmで押し通せる限界だから・・・」

 

そう頭の中で決めてしまうと自然とブレーキがかかってしまう。それ以上スピードを上げてしまうと、「最後までもたないから・・・」と考えてしまい、ついつい枠に収まった走りをしてしまいがち。

 

確かに、失敗したくないのはわかる。

 

けどね、所詮練習なんだよ!

 

失敗したっていいじゃない。むしろ練習なんだから大いに失敗するべきだ。

 

キレイに走ろうとするから枠からはみ出ることができないんだ。

 

一度限界を超えた世界を経験してみれば、次からはもう「知っている世界」になるんだから、そのたった1回が自分を大きく成長させるんだ。

 

長い間同じペースで練習をしているランナーには是非ともお勧めしたい。定期的に限界を超えるチャレンジをしてみることを!

 

 

ということで、本日限界を超えます。

 

大阪マラソンから1か月。5kmT.T.

前回行ったときの記事はこちら。


あの頃からどのくらい成長したのか・・・少なくとも大阪マラソン、川崎国際マラソンと2度の地獄を経験してきたが、スピードの限界に挑んだわけではないので湘南国際マラソン前に一度地獄を見ておきたい。

 

ということで、本日は5kmT.T.を実施します。目標ペースは3:48/km以内。

 

・・・はっきり言って、怖い(;´Д`)

 

100%心臓が苦しくなって腕も重くてしんどいことがわかっているから。そして成功するかどうかも未知数。

 

しかし、ここで大阪マラソン時のスピードの限界を超えれば、湘南国際マラソンサブスリー確率は確実に高くなる。ここは押し切りたい・・・

 

集中・・・  いくか。

 

GO!!

 

始めの1kmはペースを掴むために体感で走るも想定ペースよりも速めを意識。チラリと時計を確認すると、3:40/km。予定よりもだいぶ速い。今の実力でどこまで押せるのかも全く分からない。

 

目標ペースまで修正を試みるも、スピードを殺したくないという思いとせめぎあい、結局1kmの通過ラップは3:41/km

 

既に心拍数は170後半で鼓動しているだろう、想定以上のスピードに腕の振りも重くなってきて早くも「押し切れるのか・・・?」という不安が頭をよぎる。。

 

しかしこれで押し切れるのであれば、俺は俺の世界をブチ壊して、新たなフィールドへ挑むことができる。ここは押すべきだ。恐れるな、行けっっ!!

 

2km通過ラップ 3:40/km

 

3km目、心拍数がとうとう180bpmを超えだす。これは私の最大心拍数の90%を超えるレベルだ。

 

「苦しい・・・なんて苦しいんだ、地獄だ。3kmT.T.っていうレベルもあるんだし、これで歩いていいんじゃないか?」

 

ネガティブマインドが頭をよぎりだし、現実逃避に走り出す・・・もういつ辞めてもおかしくない状態に陥っていた。

 

「よし、あの橋まで走ったら歩いてしまおう。あとはジョグで流して・・・今度またチャレンジしよう。。」

 

あまりにも苦しくて、ツラくてはやくこの地獄から抜け出したい。そんな気持ちが最もやってくるのがこの3km目だった。エラソーなこと言ってたけど、まだカラダが出来てないんだ。無理だったんだ。また今度、また今度と自分をどんどん諦めモードへいざなっていく危険な状態。

 

そして・・・通過ラップ 3:53/km

 

あと2kmだ。

 

「フゥーー・・・」

 

一度深く息を吐き、頭をクリアな状態へ戻す。 集中・・・

 

ここでピッチを落として代わりにストライドを広く取り走りを変える。

 

「落ち着け、たった2kmを押し切れないなんて、俺のランナー人生の中では一度もない!」

 

腕は重くロクに触れないが、冷静に走り方を考えることができる。もう負けない。俺は今日、限界を超える。

 

4km通過ラップ 3:46/km

 

そして・・・ 5km通過ラップ 3:41/km

 

5kmT.T.結果 18:49(平均3:45/km)

 

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まとめ

ということで、大阪マラソン時のT.T.スピードを超えて、本日の目標ラップも上回ることができました。これで湘南国際マラソン時のスピードに余裕が持てる。今日得たこの経験は非常に大きい。

 

「経験したことがある」

 

ということは苦しさを知っているということ。これは大きなアドバンテージだ。

 

もちろん私のPBからすればこのスピードの世界は経験済みではあるが、2年も経てばカラダが覚えていない。未知の世界も同然。だからこそビビっていた。

 

けど、今日それを超えたことによってフルマラソンのペースには余裕がもてる。先週のハーフマラソンで3:58/kmで押すスピード持久力も経験した。

 

さぁ・・・あと8日だ。楽しみだよ。湘南国際マラソン

 

ちなみに、最近気になっているピッチについては・・・170前半と変わらない感じですね。ストライドが1.56mに伸びているので、やはり私はストライドで走るタイプのようです。

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