【豆知識】心拍数とは一体・・・?マラソンランナーに重要な心拍数のメカニズム
最近暑い日が続いておりますね。
こんな日は外で頑張って走るよりも、エアコンが効いた室内でトレーニングする方が効率よくしっかりと追い込めると思います。みそです(´▽`)
(故障中で走れないだけですが・・・)
最近よく室内トレーニングの記事を書いておりますが、その際によく指標としている数値が、
心拍数(Heart Rate)
です。
ではなぜ心拍数を気にするのか、しっかりとメカニズムを理解していた方がトレーニングの質も向上しますのでまとめてみました。
心拍数とは?
定義としては、「一定の時間内に心臓が拍動する回数」です。通常は1分間の拍動数を指すみたいですね。
ちなみに、持久系アスリートの場合は40~50回を下回ることもあるそうです。これは一体なんでかというと・・・
心臓が筋肥大によって普通の人よりでっかくなっているからなんだそうです。
では、なぜこのようなことが起こるのか・・・
スポーツ心臓と言うんです。
体を動かすのにはエネルギーと酸素が必要です。
そのうち酸素は、血液によって全身へ運ばれます。そしてその血液を全身へ循環させているのが心臓であり、その送り出すタイミングが心拍数に関わってくるんですね(´▽`)
つまり、安定時の心拍数が低い人ほど一回に送り出す血液の量が多いということです。
そして、そのように多くの血液を全身に送り出せる心臓は、強靭であり、デカいそうなんですねっ!!(゚_゚i)
ボクサーとかマラソンランナーとか持久系アスリートは大体このようにデカい心臓をしているそうなのですが、このような心臓をスポーツ心臓と言うんです。
ちなみに、このような心臓は鍛えれば一般人でも作り上げることが出来るみたいですよ!(一時的なものらしいですが)
ではどのようなメリットがあるのか・・・
スポーツ心臓のメリット
至極単純ですが、
1.一度に大量の血液(酸素)を送れるので、スタミナ(持久力)が上がる。
2.安定時の心拍数が低いので、最大心拍数に到達するまでに余裕をもてる。
の2点ではないでしょうか。
では、他の動物に例えてみると・・・
他の動物の心拍数を見てみる
俗にチーターとかはスタミナがしょぼいことでも有名ですが、それは心拍数にもあらわれているのでしょうか・・・
見てみましょう!!
動物名 | 平均心拍数 | 標準重量 |
人間 | 60 | 60kg |
チーター(陸上最速) | ?? | |
ネコ | 150 | 8kg~ |
小型犬 | 100 | 8kg~ |
中型犬 | 90 | 10kg~ |
大型犬 | 75 | 12kg~ |
ウマ | 44 | 400kg~ |
ゾウ | 30 | 3,000kg~ |
クジラ | 20 | 140,000kg~ |
残念ながら、チーターの心拍数について良き資料が見当たりませんでした・・・どなたかご存じの方はご一報お願いしますm(_ _)m
しかし、その他の結果は中々予想通りな感じに。
ウマとかは確かに持久力ありそうなイメージですね~。クジラ・・・やばすぎないすか?あのデカいカラダに血液循環させるとか、どんな心臓なんだよ(笑)
まとめ
ということで、常に自分の心拍数を知っておくと持久力の目安になってくるのではないでしょうか?
次回は目標心拍数の決め方を簡単にまとめますね!
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