詳細報告|その結果、そしてその先へ・・・第11回湘南国際マラソン【相棒編】その2
今回のスタートブロックについて、私みそはAブロック、相棒はCブロックだったので手荷物を預けてすぐに別れました。正確には出会えなかったわけですが・・・
京都、軽井沢、函館、大阪と、ほとんどのレースを私と一緒にスタートをしていた相棒にとって、これで本当におひとり様デビューになるのかな?
相棒「手荷物預け終わったら合流したい」
とか最後の最後まで手間のかかる子でしたが、フタを開けてみれば・・・待ち合わせと言っていた場所に来ない始末( ゚Д゚)
ギリギリの8時半まで(整列は8時35分)待っては見ましたが全く来ないのでやむを得ずダッシュでAブロックへ向かいました。
結局トイレにもいけなくなり、Aブロック最後尾で「あいつ・・・大丈夫かな?」とモヤモヤ考えていると
あぁっ(゚д゚)!
Cブロックの中腹辺りにめっちゃ普通に並んでる相棒を発見!!・・・アイツこの野郎(笑)
とにもかくにも無事スタートブロックに並べていることを確認できて一安心。さぁスタートだ!
これが今の私だ!!ハーフで軽井沢越え
スタート10kmで50分カット。そして
ハーフマラソンで101分台。この時点で今年5月にPBを出した軽井沢ハーフマラソンを大きく超えるスピード、これが今の相棒です。
レース前の予定ではキロ5~4:55で刻む予定でしたが恐らくいい意味での保険を掛けたのでしょう。貯金を作るような走り。
少し前の相棒であれば、消極的になり過ぎてチカラ半分で終わってしまうのではという感じでしたが、今では1秒でも削ってやろうという攻撃的なラップの刻み方をしています。
途中故障もあり、何度か走れない時期もありましたが調整を重ね、ようやくベストコンディションで迎えることができた本レース。
きっと嬉しくてたまらないのだろう。
きっと本気で走りたくてしかたないのであろう。
今年最後のレースで最高の力をもって挑むことができることを!!
腕の振りを力にかえること
スムーズな重心移動を感じること
脚の回転数でスピードコントロールすること
体幹でブレを抑えること
走ってきた数だけ感じ取れることが増えた。
これが今の私だ
走りから感じるその強さ。
そしてそれは、30km以降も衰えず・・・
どうやら、強いランナーへと変わる瞬間がやってきたようです。
さぁ、いけ
自分にだけではなく、目の前の相手に負けない強さ
「35km以降は時計をみるのやめたよ」
ゴール後に相棒はそう言っていました。そのラップは
キロ4:30台を刻むすばらしいラップでした。ではなぜツラいところからスピードを上げることができたのか?
目の前にいる相手を追い越す気持ちの強さ
これが相棒に備わっていました。
レース中のとあるシーン
カラダが重くて呼吸も乱れてる
そんなときにジリジリ・・・ジリジリととある集団に追い付きました。このままついていけばペースを任せて走れる。
あなたはどうしますか?
私と相棒は、「超す」です。
追い付くことができたということは少なくとも自分の方が集団のペースより速いということ。
楽をさせてもらうとかペース的には問題ないとか、そういうことじゃないんです。ここで相手を交わして、より先の相手を見つけて勝ちに行く姿勢。
「こいつには負けない」
「あいつも追い越してやる」
そんな強い気持ちがあるからこそ、限界のその先を超えることができるのです。
そこを超えてしまえば、次からはもうそのラインは限界ではなく”通過点”なのです。
これこそが、レースで飛躍的に成長できるロジック。そして我々のレースメソッド。
要は・・・「負けず嫌いであれ」ということですね。
そんな強い思いで1人・・・また1人と抜いていき、そして・・・
記録
ネット 3:23:34
グロス 3:27:49
35 / 2554 位
あとがき
ということで、前回の大阪マラソンより20分以上タイムを上げて、国際資格である3:15:00も視野に入ってきた結果となりました。
もともと走るのが大嫌いだった相棒がここまで成長するとは・・・思っていましたよ(*´з`)
だって、私がいるんですから(笑)
結果はともあれこれからも、まず第一に”楽しんで”ランニングを続けていってほしいと思います。
ちなみに
私の結果はこちらです(笑)
以上
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